マンションを売りたいと思った瞬間から活動は始まりますが、もし売れ残ってしまったらどうしようと不安に思われることは誰にでもあるでしょう。
その不安を解消するには、マンション売却にかかる事実と、どうしたら早く買い手を見つけることができるのかを知ることです。
今回は、マンション売却にかかる平均期間や影響するポイント、早く売却するためのコツについてご紹介します。
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マンション売却にかかる平均期間
一生のうちで売買する機会は数えるほどしかない不動産の売却には、一体どれくらいの期間がかかると思いますか?
すぐに売れる?売り出しから完了までの期間
不動産には土地や一戸建て、マンションなど、さまざまな物件の形態があります。
マンションの売却は、売却活動を開始してから約4か月で物件引き渡しまでを終えるケースがほとんどです。
しかし、地域やさまざまな条件により差が生じるため、必ずしも平均4か月で物件引き渡しまで終えることができるとは限りません。
近年では、東京都の都市部を中心にマンションの価格が高騰しており、買主が購入までにかける時間が長くなる傾向が見られています。
一方で、大阪府では平均売却期間である4か月を切る早さで売買が完了するケースが散見され、東京都に比べて売買に勢いがあると言えるでしょう。
大阪府の売却期間の早さは、2025年に開催予定の大阪万博への注目度によるものと推定されており、今後もしばらくは注目度の高い地域となる可能性があります。
ほかの地域では平均的な期間がほとんどのため、特殊な条件下でなければ、4か月ほどで売却完了へと至るでしょう。
どうして約4か月での売買成立が多いかというと、新しい物件情報が多くの買い手の目に留まるまでには、平均して約3か月の時間がかかると言われているからです。
すべての手続きを終えるまでの流れとは?
マンションの売却にかかる期間は平均4か月ほどですが、その期間でどのような活動がおこなわれているのか、一連の流れをご存知でしょうか?
一連の流れは、物件を売り出す前・販売期間・売買契約締結後の大きく3つの段階に分けることができます。
まず、売り出す前は、約2週間ほど期間を要します。
物件の査定をおこない、売出価格を決定し、仲介をおこなう不動産会社と媒介契約を結んで、本格的な活動がスタートします。
販売期間は、不動産会社が主体となって広告の打ち出しや販売サイトへの情報掲載などの販売活動をおこない、買い手を探します。
買い手が見つかれば、売買条件の交渉や内見などを進め、売主と買主が納得した条件で売買契約を締結します。
この期間に3か月ほどかかるのが一般的です。
売買契約締結後において売主は物件の引き渡しだけですが、買主はこのタイミングで住宅ローンの審査をおこなうため、1か月ほど時間を要します。
買主が無事に住宅ローンの審査に通過し、売買代金の授受を終えたら、物件の引き渡しをおこない、すべての手続きが完了です。
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マンションの売却期間に影響する3つのポイント
さまざまな要素が絡み合う不動産の売却ですが、なかでもマンションの売却には、物件に関する次の3つのポイントが強く影響を及ぼします。
①築年数
物件サイトには、築年数を細かく指定できる絞り込み機能が付いていることからわかるように、できるだけ新しいマンションを求める方がほとんどです。
築年数が浅いほど最新の設備が整えられているだろう、室内は綺麗だろうという良いイメージが浮かびやすいからと言えます。
マンションの売却に影響を与える分岐点となる築年数は20年とされ、これよりも築年数が浅いほど短期間で売れる可能性が高いです。
逆に築年数20年を超える物件は、物件の状態などによって異なりますが、築年数20年以内の物件よりも販売期間が長くかかると考えられます。
②立地
快適な住まいには利便性の高さが重要視されるため、交通の便が良い点は優先されやすいポイントです。
どれほど最新の設備が整っているマンションでも、最寄り駅から遠すぎるだけで買い手からは敬遠されてしまいます。
買い手の購入意思に影響を与えるポイントは、最寄り駅から徒歩6分となっており、駅から近いほうが好まれやすいです。
駅から近いほど、住まいまでの移動の間にコンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの買い物スポットが数多くあることから、交通だけでなく生活の利便性も高いからと言えます。
③専有面積
専有面積もマンションの売却期間に大きな影響を与えるポイントの1つとされています。
専有面積とは、マンションのなかで所有者だけが使用し、専有することが許されているスペースのことで、アルコープやバルコニーを省いた室内全体がその対象とされます。
もっとも人気を集めるのは40〜70㎡の広さです。
これよりも広い面積の物件となると、物件自体は豪華な造りであっても、売却完了するまでの期間が長くなり、100㎡以上の物件では約1か月も長期化することがわかっています。
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マンションを早く売却!期間を短縮する3つのコツ
マンション売却にかかる期間は、できるだけ短いほうが精神的に負担が少ないので、早めの売買成立を目指す場合には、次のポイントを押さえておくことをおすすめします。
①適正値の売出し価格
売却期間を短くし、いち早く売買契約締結へと進めたいのであれば、物件や市場相場から算出して売出し価格を決めることです。
売出し価格は、買い手からもっとも注目される部分であることからわかるように、物件価値や市場からかけ離れた価格であってはなりません。
適正値でないというだけで、物件情報を詳しく見ることなく次の物件へと進んでしまうため、機会損失に繋がってしまいます。
また、最終的な価格を決定する際には、買い手から値下げ交渉されるケースがほとんどで、売出し価格を下げると利益の減少や損失を出す可能性が高くなるでしょう。
適正な価格を設定することは、自分の利益を守り、多くの買い手に物件情報を見てもらう機会を増やすコツと言えます。
②売却時期
すぐにでも販売をスタートさせて、早く多くの買い手に物件情報を見てもらいたい気持ちはわかりますが、市場が落ち着いている時期では買い手の数が少なくなるため、早く売却するのは困難です。
マンション売却では、市場が活発になる時期と落ち着く時期が交互に訪れるため、市場が活発な時期に活動をおこなうことをおすすめします。
多くの買い手が物件を探す時期は、春先の3月と夏の終わりの9月ごろで、その時期に活動を開始するのが効果的です。
3月はもっとも活発な時期と言われており、成約件数は1年のなかで飛び抜けているため、早く売却したい場合には、それに合わせて準備を進めるのも良いかもしれません。
③いつでも内見可能な状態
中古マンションは売主が現在お住まいになられている物件でも、買い手は内見を希望するため、いつでも内見できる状態に整えておくこともコツの1つです。
生活感があっても綺麗に整頓され、掃除が行き届いていると、買い手は自分が暮らし始めてからのイメージを具体的に持つことができるので、購入意欲を刺激されます。
モデルルームのような生活感を取り払った部屋を目指す必要はなく、室内の明るさや清潔さ、整理整頓された空間づくりを意識するだけで、印象は良くなるでしょう。
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まとめ
不動産を売却する際には、物件のさまざまな条件を把握し、市場の動向をよく見極めることで、早期に売買を完了させることが可能となります。
まずは納得のいく売買を目指すため、物件をどうして手放したいのか、どのようにして売りたいのかを検討しましょう。
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株式会社Home Style スタッフブログ編集部
京都市右京区西院に店舗を構え不動産仲介や不動産買取を行っている株式会社Home Styleです。京都市右京区・中京区を中心に京都全域の戸建、土地、マンション等の物件を多数ご紹介しています。今後も不動産や相続に関する記事を主にご提供します。