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空き家の外壁塗装をしないとどうなる?外壁塗装をすべき理由をご紹介

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空き家の外壁塗装をしないとどうなる?外壁塗装をすべき理由をご紹介

カテゴリ:不動産について

空き家の外壁塗装をしないとどうなる?外壁塗装をすべき理由をご紹介


相続した実家などを所有している方のなかには、空き家になってから外壁の塗装改修工事をしていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、空き家の外壁を塗装しないとどうなるのか、外壁塗装の時期や、外壁塗装が必要な理由についてご紹介します。


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空き家の外壁塗装をしないとどうなる?

空き家の外壁塗装をしないとどうなる?

空き家になっている実家を相続しても、多くの方は日々の暮らしに忙しく、手入れを怠ってしまいがちです。
しかし、外壁の塗装工事などのメンテナンス作業を実施しないと、建物に深刻な影響をおよぼします。

空き家になることで生じる影響とは?

建物は、定期的なメンテナンス工事を実施することも大切ですが、使用すること自体がメンテナンスに一役買っていることも事実です。
人の出入りによりドアや窓を開閉することで、建物内に空気の流れを作り出します。
滞留している空気が入れ替わることにともない、湿気もとどまることなく排出できる点がポイントです。
湿気が滞留すると、日当たりの悪い室内では、壁や床、天井にカビが生えてしまいます。
また、湿気が多い場所では、シロアリやそれ以外の虫も発生しやすくなり、さらに虫をエサにする小動物が侵入するなど悪循環になりがちです。
空き家に誰も住んでいないと短期間に繁殖してしまい、床や壁、柱や梁などもかじってしまいます。
そのうえ、排気口に溜まったほこりを除去することもないため、湿気を含むことで給排気設備全体が腐食するなど影響は多大です。
また、使用しない給排水設備はサビが生じるなど劣化するうえ、通水しないことで排水トラップに水がなくなると悪臭の原因になるほか、虫や小動物の進入路になります。

外壁への影響は?外壁塗装をしないとどうなる?

住宅の外壁は、直射日光や気温変化、雨や風が直接あたることで、壁の表面を保護する機能が低下するため、定期的な塗り直し作業が必要です。
塗装作業は、外壁や塗料の種類にもよりますが、通常は10年程度の間隔でおこないます。
塗装作業を定期的におこなわないと、外壁にひびが生じ、雨水の滲みこみや雨漏りが発生することで被害が拡大する問題が生じます。
内部に滲みこんだ湿気は排出しにくいため、構造体が劣化してしまいます。
構造体の損傷は外部からは劣化状況を把握できないこともあり、気づいたときには建物全体にゆがみが生じるなど、手の施しようがなくなります。
近隣住民に迷惑をかける可能性もあり、即座に解体しなければならなくなることもあります。
予定外の解体工事は費用の負担が大きいうえ、近隣への謝罪などもおこなわなければなならず、出費以上に精神的にも大きな負担になります。

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空き家の外壁塗装工事を実施する時期は?

空き家の外壁塗装工事を実施する時期は?

外壁の塗装改修工事は、定期的に実施することで塗料の効果を持続させることが可能です。
誰も住んでいない空き家は、換気をおこなわないことなどにより劣化しやすいことを考慮し、状況に応じて工事をおこなう時期を前倒しするなど柔軟に対応しましょう。

外壁の塗装修繕工事!標準的な実施時期は?

塗り直し作業は使用する塗料によって実施時期の目安は異なります。
アクリル樹脂系塗料は6~8年、フッ素樹脂系の場合は15~20年に1回実施するのが標準的です。
塗料の種類は外壁の素材との相性もあることから、自分で判断せず、塗装工事をおこなう会社に相談してから決めましょう。
また、改修工事の間隔を長くできる塗料は、施工費用が高額になる傾向にあります。
そのため、塗料の種類は改修工事の間隔だけでなく、費用も考慮して決めることがポイントです。

外壁の劣化現象とは?判断に役立つサイン

日当たりが良い壁面は、劣化現象を早期に見つけることができます。
劣化が始まった頃に発生するのが、塗料の輝きが低下したり、なくなったように感じたりする現象です。
日当たりが良いためわかりにくいですが、ほかの壁面と見比べて判断します。
塗料の輝きが低下してくると発生するチョーキング現象は、チョークのような粉が壁面に付着することです。
見た目で判断できないときは、触ってみると白い粉が付着するのでよくわかります。
チョーキング現象の他に、塗料面の浮きにも注意が必要です。

塗装表面が水膨れのようにデコボコした状態を確認できるようになります。
浮いてきた塗料面は剥落しやすくなるため、一気に劣化が加速します。
さらに劣化状態が進むと、カビやコケの発生、ひび割れが生じるようになり、ここまでくると、早急に対応しなければなりません。

壁面のメンテナンスにおける一連の流れ

外壁の塗装工事は、足場を設置し、高圧洗浄機で壁面の汚れやホコリ、剥がれた塗料やコケを落とします。
次にサビの除去やひび割れの補修作業をおこないます。

下地が整っていないと仕上がりに影響するうえ、早期に劣化する恐れがあるからです。
塗装作業は下塗りから始め、中塗りと上塗りをおこないます。
乾燥後にチェックして、塗り直し工事は完了です。

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空き家も外壁塗装を定期的におこなう理由

空き家も外壁塗装を定期的におこなう理由

空き家はそのまま放置しておくだけで、劣化することが問題です。
そこで、外壁の手入れを適切に実施しないことでどうなるかを知ると、メンテナンス作業をおこなう理由も納得できます。

外壁の塗装改修工事をやめるとどうなる?

家の外壁は塗料によって保護しているため、定期的に改修工事を実施しないと、保護する効果を失います。
壁面に生じたひび割れから滲みこんだ雨水が、壁の内部を伝い、柱や梁などの構造部分にまで到達してしまいます。
腐食やサビの発生に加え、シロアリ被害などにより、倒壊する可能性が高まるなど危険です。
適切な間隔よりも長い周期で塗装改修工事を考えていると、塗り直しだけでは済まなくなり、壁面材の張り替えなど、工事の規模が拡大し、より負担が大きくなる可能性があります。

資産価値の減少による損失は回避できる?

空き家のメンテナンス作業をしないと、資産価値の低下を招きます。
費用やその空き家を今後所有する予定期間等により、塗料の種類も検討されると良いでしょう。
機能性を高めた塗料を使用すると、改修工事の間隔を伸ばすことができます。
光触媒機能を有する塗料は、日光や雨などの自然の力を利用して汚れの付着を避けるうえ、コケやカビが生えるのを防ぐためにも有効です。
遮熱効果のある塗料は、紫外線を遮る効果が高く、建物内部の寒暖差を少なくできます。
価格の安い塗料を希望する場合は、耐用年数が15年のラジカル塗料も空き家向きです。
従来の塗料から変更することになるため、壁面との相性や施工費用を確認することも忘れないようにしましょう。

空き家を放置すると固定資産税が高額になる?

メンテナンスをおこなわない危険な空き家は、「空家等対策特別措置法」に基づき、市町村などにより「特定空家」の指定を受けます。
指定を受けてしまうと、固定資産税の評価額に対する優遇措置の対象から外れ、納税額が6倍になるなど負担が増えてしまいます。
適切なメンテナンス作業をおこなうことで、指定を解除できますが、無視して放置し続けると50万円以下の罰金の行政処分を受けます。

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まとめ

外壁の塗装改修工事により、空き家の劣化速度を遅くするなど家を保護する機能を保持できます。
壁面の劣化を把握したときには、塗り直し作業の実施時期を前倒しにするなどしなければなりません。
空き家を放置し続けると、特定空家に指定され、固定資産税が高額になる他、罰金処分を受けることもあるため、適切にメンテナンスをおこないましょう。

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株式会社Home Style スタッフブログ編集部

京都市右京区西院に店舗を構え不動産仲介や不動産買取を行っている株式会社Home Styleです。京都市右京区・中京区を中心に京都全域の戸建、土地、マンション等の物件を多数ご紹介しています。今後も不動産や相続に関する記事を主にご提供します。


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