仁和寺や竜安寺、嵐山で有名な京都市「右京区」に、家族で引っ越しをお考えの方もいらっしゃるでしょう。
引っ越し先の観光スポットも重要ですが、家族で快適に暮らすためには、お子さまが通う学校や周辺の住環境も気になりますよね。
そこで今回は京都市右京区にある「京都市立花園小学校」の特徴や、その周辺の住環境をご紹介いたします。
右京区にお住まいの方や、引っ越しを検討されている方は、ぜひご参考になさってください。
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右京区「京都市立花園小学校」の概要!
京都市立花園小学校は法金剛院や太秦映画村の東側、JR山陰本線・嵯峨野線沿いにある小学校です。
60年以上の歴史がある学校で、現在ではおよそ200人の児童が学校生活を送っています。
ここでは花園小学校の沿革や教育目標などの概要をご紹介いたします。
京都市立花園小学校の沿革
京都市立花園小学校はもともと、御室小学校の分校として昭和31年に開校した学校でした。
その2年後には花園小学校として正式に開校。
以降60年以上にわたって、地域の子どもたちを社会に送り出し続けてきました。
そんな歴史の長い学校ですが、校舎は逐次改修工事がおこなわれており、安全で充実した設備がしっかり整備されています。
また京都市の「みやこパイロットスクール」や、文部科学省の調査研究における指定校にもなっており、新しい教育のありかたにも積極的に関わっているのが特徴です。
京都市立花園小学校の教育目標
花園小学校では、学校の教育目標として「心豊かに たくましく 自ら学び 自ら律する 花園の子」を掲げています。
この教育目標は京都市の目指す子ども像に基づいて定められており、さまざまな危機から回復するしなやかな強さを持つ子どもを育てることを目指しています。
この教育目標を達成するための具体的な行動は、大きく3つに分けられます。
1つ目は話す・書く・聴く力を育て、主体的な学びを促す「確かな学力」という取り組みです。
分かりやすい授業構成や英語・外国語教育の活用、ICT機器を利用したGIGAスクールの採用などをおこなっています。
2つ目の「豊かな心」では、互いを尊重しながら社会の中で生きていけるよう、人権教育を推進中。
充実した道徳科の授業や地域活動を取り入れ、子どもたちの道徳心が自然と育まれる教育に取り組んでいます。
さらに3つ目の活動内容として、学びと心を支えるための「健やかな身体」を育てることも重視。
基本的な保健体育だけでなく、安全に暮らすための防災教育、薬物乱用や非行の防止・スマートフォンの使い方に関する教室など、心と身体を守るための教育活動も実施しています。
●所在地:京都府京都市右京区花園車道町1
●アクセス方法:JR「花園駅」より徒歩約7分/京都市バス・京都バス「木辻南町」停より徒歩約1分
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右京区「京都市立花園小学校」の特徴!
そんな花園小学校ですが、具体的にどんなポイントが他の学校と異なるのでしょうか?
ここからは花園小学校が持つ、他とは異なる特徴をご紹介いたします。
京都市立花園小学校の特徴①:花園友だち週間
花園小学校には独自で取り組んでいる活動がいくつかあります。
そのひとつが「花園友だち週間」という、月に1回おこなわれる取り組み週間です。
毎回異なるテーマが設けられ、その1週間はみんなでそのテーマを意識しながら、学校生活を送ります。
たとえばある月では「きまりを まもろう」というテーマが設けられており、クラスや学校、社会の決まり・ルールを守る大切さ、集団生活にルールが必要な理由をみんなで学ぶことができます。
京都市立花園小学校の特徴②:ロング昼休み
もうひとつの特徴的な取り組みが「ロング昼休み」です。
このロング昼休みは、子どもたちが身体を動かして遊ぶ外遊びの時間を確保し、子ども同士の関わり合いを促すために取り組まれています。
通常の昼休みは給食後の15分間のみですが、月曜日だけはその倍の30分に伸び、子どもたちは心ゆくまで外で思いきり遊ぶことができます。
月曜日はあまり学校に行きたくない子もいるかもしれませんが、週の初めから楽しみなイベントがあるので、学校が楽しみになる効果も期待できるかもしれませんね。
京都市立花園小学校の特徴③:花園あいうえお
小さな子ども同士の共同生活でも、ルールやきまり、マナーは必要です。
しかしまだまだ未熟な子どもたちにとっては、教えてもらわなければ分からないことも多いものです。
そこで花園小学校では「花園あいうえお」と題し、学校生活を送るうえでのルールを子どもでも分かりやすいようにまとめています。
子どもたちは花園あいうえおを参考にしながら生活できるので、社会のルールについて自分で考える機会も自然と増えるでしょう。
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右京区「京都市立花園小学校」周辺の住環境
お子さまの学校を探すにあたって、その学校の良し悪しだけでなく、周辺の住みやすさも重要な判断基準になるのではないでしょうか?
ここでは花園小学校周辺の住環境について、街の雰囲気や商業施設の充実度をご紹介いたします。
花園小学校周辺の住環境①:落ち着いた雰囲気の住宅街
花園小学校の周辺は、一戸建てを中心とした低層の住宅街となっています。
とくに校区になっているエリアは一戸建ての割合が高く、落ち着いた街並みが広がっています。
コンビニエンスストアをはじめとした商業施設は少ないですが、その分静かな雰囲気のなかで暮らせるはずです。
また花園駅北側のエリアには、歴史的建造物が集中していることも大きな魅力です。
「法金剛寺」や「妙心寺」といった美しい観光地が身近にあるため、日々の暮らしのなかで京都らしい風情を感じられるでしょう。
駅の南側にある「太秦安井公園」という公園には大きな広場があるので、お子さまの遊び場にもピッタリです。
昔ながらの住宅も多いため、住宅街内の道路は狭いところも多いですが、基本的には平地なので自転車移動がしやすいです。
小学校へは大通りを越える必要がありますが、大通り沿いは信号や歩道がしっかりと整備されており、歩道橋もあるので安心してお子さまを通わせられます。
花園小学校周辺の住環境②:商業施設も徒歩圏内に
先述のとおり、花園小学校周辺の住宅街のなかには、ほとんど商業施設がありません。
しかし丸太町通り沿いには、住宅街から徒歩でも行ける範囲にスーパーマーケットが2軒ほどあります。
また花園駅近くの高架下にもスーパーマーケットがあるので、徒歩や自転車で手軽に買い物を済ませられるでしょう。
くわえて駅前にはコンビニエンスストアやドラッグストア、大通り沿いには郵便局もあるので、特別な用事でなければ不便に感じることは少ないはずです。
医院や総合病院も近くにあるため、なにかと体調を崩すことが多いお子さまとの暮らしでも安心ですね。
ただしホームセンターや家具店、ショッピングモールは近くにないので、大きな買い物の際は西院方面へお出かけされると良いでしょう。
花園小学校周辺の住環境③:地域の学習施設も充実
夫婦共働きで、平日はなかなか子どものための時間がとれない親御さまも多いと思います。
花園小学校のすぐ近くには「学研 太秦安井教室」があり、放課後のお子さまの学習を任せることができます。
学習時間は、月曜日と木曜日の16時30分から19時頃まで。
1時間6名までの少人数制で、それぞれが学研教室の教材を解きながら、先生が必要に応じて個別に指導してくれます。
また花園駅の前にある「放課後等デイサービスつばめ」もお子さまの学習にピッタリの施設です。
こちらは学習塾ではありませんが、学習室が用意されており、放課後の学習に利用できます。
さらに学校の勉強だけでなく、プログラミングをはじめとした多種多様な学びや、ボードゲームなどの遊びも職員の方がサポートしてくれます。
地域の小学校に通う小学生が集うため、友達との人間関係を育みながら、さまざまな経験を積むことができますよ。
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まとめ
京都市右京区の「京都市立花園小学校」では、具体的な教育目標をもとに独自の取り組みをおこなっており、文部科学省の指定校にも選ばれています。
また学校周辺には有名観光地があるだけでなく、徒歩圏内に生活に必要な施設が揃っており、子どもだけでなく大人も快適に過ごすことができます。
安心できるお子さまの学校生活と、不便の少ない生活を両立させたい方は、花園小学校のある京都市右京区への引っ越しを検討してみてはいかがでしょうか?
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株式会社Home Style スタッフブログ編集部
京都市右京区西院に店舗を構え不動産仲介や不動産買取を行っている株式会社Home Styleです。京都市右京区・中京区を中心に京都全域の戸建、土地、マンション等の物件を多数ご紹介しています。今後も不動産や相続に関する記事を主にご提供します。