マイホームの購入が現実味を帯びてきたら、不動産の契約を締結するまでにやらなくてはならないことがいくつかあります。
過去に物件の取引経験がある場合には、その流れや注意点を把握しているのでスムーズに売買契約まで進むこともできるでしょう。
しかし、人生に何度も訪れることのない機会なので、何から始めれば良いのか分からない方も多いと思います。
今回は、不動産購入の流れと注意点についてをまとめてみました。
不動産購入の流れについて
マイホームを買うと決めたら、まずは希望するエリアの不動産情報を収集する必要があります。
同じような物件でもエリアによって相場が違うので、用意できる資金でそれが買えるかどうかを知るために、この情報収集は重要なものになります。
多くの情報を見比べていくと実物を見たいと思う物件が登場します。
これを内覧と呼び、情報のみでは分からなかった物件の詳細を、現地に足を運び自らの目で確かめることができる手段です。
内覧はその物件の周辺環境などを知る良い機会にもなります。
そして、ここで物件が気に入れば申し込みをする流れになります。
申し込みとは正式な契約ではありませんが、売主へ不動産の購入希望があることを意思表示するものになります。
言い換えると予約を入れることで、ほかの希望者が現れても手付金を支払っているので、優先的に物件の取引ができるようになるという仕組みです。
その後、重要事項説明をしっかりと受けサインと捺印をしたら本契約である売買契約を締結する運びになります。
不動産購入の注意点について
マイホームを買うことは決して安い買い物ではなく、住み始めた後に後悔をすることは避けたいものです。
そのためには、購入を希望する物件が安全なエリアに建っているのかを確認する必要もあります。
とくに災害リスクに関することに目を向けずにいると、いざというときに命を落とす危機もあるでしょう。
令和2年より不動産取引の際にハザードマップの情報提供が義務づけられ、それを基準に物件購入の判断ができるようになりました。
このような背景から、ハザードマップの情報も踏まえて物件選びをすることが注意点としてあげられます。
また、物件の購入には仲介手数料、印紙税、登録免許税といった初期費用がかかります。
一般的に初期費用にかかる金額は、新築で物件価格の3~7%、中古で6~13%ほどだといわれています。
最後にもっとも注意してほしいことは、将来物件の売却を考えることがあるかもしれないので、資産価値を考慮しながらマイホームを選ぶということです。
まとめ
不動産の購入には流れがあり、初めてのマイホーム選びにはその手順が分からないことも多いでしょう。
しかし順を追って進めていくことができないと、ほかの購入希望者に先を越されてしまい売買契約まで辿りつかない可能性もあります。
これを回避するためにも、今回ご紹介した内容を念頭に置いてスムーズに不動産取引をすることをおすすめします。
私たち株式会社Home Styleは、右京区・中京区を中心にさまざまな不動産情報を取り扱っております。
「マイホームを購入したい」「相続した物件を売りたい」などご相談したいことがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓