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空き家の家財道具はどう処分するのか?その方法や費用などについて解説

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空き家の家財道具はどう処分するのか?その方法や費用などについて解説

カテゴリ:不動産について

空き家の家財道具はどう処分するのか?その方法や費用などについて解説

これから空き家を相続する予定のある方で、いずれは売却や解体を検討されているのであれば、家財道具など不用品の処分についてじっくりと考える必要があります。
量も多いうえ、大型のものなどはゴミ置き場に捨てられないものがほとんどであるため、処分方法については事前に把握しておくと良いでしょう。
そこで今回は、その方法や費用面についてまとめてみましたので、ご紹介していきます。


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空き家の家財道具の処分を自分でおこなう方法について

空き家の家財道具の処分を自分でおこなう方法について

平成30年の時点において、平成25年の総住宅数との比は約180万戸の増となっていますが、日本の総人口が減り続けているなか、不思議な現象であると言えます。
こういった現象が起こっている一つの原因として、実は空き家の問題が指摘されていて、平成30年では846万戸となり、総住宅数に占める割合は13.6%です。
過去からの推移を見てみると昭和63年から平成30年にかけて増え続けており、その数はこの30年間で452万戸の増となっているのです。
この空き家は管理がなされないままの状態であると、たとえば放火による火災や街全体として見ての景観の悪化、また老朽化や積雪などによる倒壊の危険性が高まります。
こうした問題を解決していくには、売却や解体といった活用方法が重要なポイントとなってきますが、その際には家のなかに残っている家財道具を処分しなければいけません。
どうせ解体するのなら家財道具はそのままでも良いと思われがちですが、解体業者が処分をおこなってくれることはほとんどないのです。
そこで、この家財道具の処分についてご説明していきますが、これらは基本的には家庭ごみに分類されますので、自治体によるごみ収集での回収となります。
ただエアコンやテレビなどの家電やリサイクル法で指定されているごみに関しては、それぞれ適切な処理が必要となりますので注意してください。
家具などの大型の不用品に関しては、各自治体の粗大ごみ回収サービスを利用する方法がありますが、日時を指定され、回収まで時間がかかるといった問題があります。
自分でおこなう粗大ごみの処分方法として一般的なものは、自治体が指定する回収施設への持ち込みで、この場合も予約が必要となり、若干の費用がかかります。
ほかの方法としては、自分で持ち運びできるものであればフリーマーケットへの出品があり、すべて売れるとは限りませんがある程度の効果は期待できます。
またネットオークションという方法も有効で、この場合閲覧者も多く、売れる確率も上がりますが、発送手続きなどは自分でおこなわなければいけません。
このように自分でおこなうものは、費用が安く済むというメリットがありますが、反面手間がかかることもあり、時間的に余裕のある方におすすめです。

空き家の家財道具を業者に依頼して処分してもらう方法

空き家の家財道具を業者に依頼して処分してもらう方法

空き家の家財道具はその量が多い場合、自分で処理するには大変な作業となりますので、一般的には業者に依頼することになります。
業者としてまずは不用品回収業者があり、その不用品がリサイクルできるのであれば新たに活用してくれ、できないものは法に則って適切な回収作業をおこなってくれるわけです。
この場合、自分でおこなうわずらわしさがないというメリットがありますが、その分費用面での負担は大きくなることは理解しておきましょう。
ただ不用品回収業者のなかには、状態の良い家財道具の、買取をおこなってくれるところもあり、費用の負担が軽くなることもあります。
不用品回収業者はこうして引き取ったものをリサイクル可能なものであれば、中古市場に流し、再利用を促してくれますので、回収方法としては健全であると言えるでしょう。
しかしその業者がすべて信頼できるところなのかと言えば、残念ながらそうではなく、なかには悪質なところも存在していますので、その見極めが重要です。
悪質な業者の例としては、無料で引取りにいくと宣伝し回収するのですが、その後お金に換えられない不用品を不法投棄など不適正処理することがあるのです。
こういった違法行為が発覚した場合は、そこに依頼した本人に対しても罰金などが科せられることもありますので、とくに注意してください。
家財道具の回収をしてくれる業者としては、リサイクル業者もあり、小さなものから大型のものまで買取してくれますので、使い勝手が良く便利です。
また買取だけでなく不用品の処分や整理のサービスもしてくれるリサイクル業者もありますので、有料ではありますが、利用してみるのも良いでしょう。
このリサイクル業者は、大型の家具など自分では持ち込みができないものを、出張買取してくれるなど便利ですが、あくまでも商品価値があるということが前提となります。
家財道具の回収を業者に依頼することで、重いものや大きなものを自分で運ぶ手間が省けるうえ、梱包や整理などの時間をかけずに早く片付くといったメリットがあります。
ほかにも遺品整理業者があり、こちらは遺品の整理や仕分けをおこなってくれ、さらに室内の掃除などのサービスも受けられる業者です。

空き家の家財道具を処分する際はどれくらいの費用がかかるのか

空き家の家財道具を処分する際はどれくらいの費用がかかるのか

不用品の処分を自分でおこなう際にかかる費用として、その大半を占めるのがごみの処分にかかるもので、各自治体の処理施設へ持ち込むのがもっとも安く済む方法でしょう。
このごみの処分の方法としては粉砕や償却、埋め立てなどとなり、そこには当然廃棄にかかる費用があり、それを処分費用でまかなっているわけです。
その処分費用ですが、各自治体によってその額が決められていて地域差はありますが、相場としては一般廃棄物10kgで300円前後、産業廃棄物で500円前後でしょう。
粗大ごみに関しては、大きさや重量などによって品目ごとに300円~3500円ほどに設定されていて、こちらも自治体によって処分費用の額が異なります。
エアコンやテレビなどのリサイクル法で指定されている家電については、家電量販店で引き取ってもらい、その後の処理をお任せするのが一般的です。
その際の費用としてはリサイクル料金の名目で1つの家電に対して、1500~4000円ほど、そしてその運搬費用が2500円~3000円ほどが相場となります。
次に家財道具の処分を不用品回収業者などに依頼した場合の費用についてですが、人件費や作業費、処分費用がかかり、そのほかに依頼費用が必要なところもあります。
これらの金額はその会社によって大きく異なってきますので、一概にこれが相場というのは見えにくく、その理由として料金設定をする際の単位の問題があります。
つまりトラック一台分で換算するところもあれば、個数によって費用を割り出すところもあり、その統一性のなさで分かりにくくなっているわけです。
そのうえで、だいたいの金額を出してみると1㎥あたり8000円~15000円の間がほとんどで、この幅は会社ごとのサービスやシステムの違いから発生するものです。
広告などで安い価格を打ち出しているところであっても、荷下ろしや解体作業などいろいろなオプション料金を上乗せしてくることもありますのでその点は確認してください。

まとめ

空き家の家財道具の処分には、それなりの費用がかかりますが、すべてを自分でおこなうのは大変ですし、すべてを業者に任せるのも高くついてしまいます。
そのため自分で処理できるものは自分でおこない、そのほかのものは業者に依頼する、また売却できるものはお金に換えるなどして費用面での負担を軽くしましょう。

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株式会社Home Style スタッフブログ編集部

京都市右京区西院に店舗を構え不動産仲介や不動産買取を行っている株式会社Home Styleです。京都市右京区・中京区を中心に京都全域の戸建、土地、マンション等の物件を多数ご紹介しています。今後も不動産や相続に関する記事を主にご提供します。

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